FC2ブログ

GEN'sログ(雑記)

イラスト&コミックのサイト「GENユニバース」の管理人GENのブログです。

テクノ歌謡マニアクス

51oXl91mUiL__SX258_BO1,204,203,200_『テクノ歌謡ディスクガイド』の方を前に買いそびれて、
だいぶ経ったけど読んでみようかと、最近になって調べたら、
「こっちの方がインタビュー充実してるし熱量多し」等のレビューが多く、
じゃあ、こっちかな、と購入。

いやぁ、いいですね。
愛すべき本です。
サブカルチックにハスに見つつも大好きなのが滲み出てます。

それにしても、ほとんど知ってんだろうな、とか思いつつ、アイドル等序盤を読んでましたが、
後半に行くにしたがって、知らない人たち続出。(笑)
まあ、インディーズの中でもマイナーな人たちとか、活動歴が極端に短いとか、
年齢的にも知らなくて当然かと思うような人たちもいましたが、
マジカル・パワー・マコって、誰やねん!!
一緒に組んでた人たち見たら、テレビ出演で苦情が来るのも判るけど(笑)、
怖い、もう、知らない日本が広がってる。

作り手側でいうと、細野の乱作ぶりが目立って、こんなに選ばずやってるかって感じ。
しかも、インタビューで「内容は全部保証します」というように、名曲率が高い。
他だと、ムーンライダーズ系、近田春夫、見岳章、サエキけんぞうなんかが暗躍してたんですね。(暗躍ではないか)
あとは、船山氏等、編曲家の人たちもこぞってやってる。
編曲家といえば、『夏色のナンシー』は、元四人囃子の茂木由多加氏の編曲であの感じになってたんですね。

今は、ネットで確認しながら読めるんでホントいい時代です。
これ1冊あればだいぶ楽しめちゃいますよ。
ちなみにですが、本はCDサイズです。
初版は、誤字脱字等、ミスが大量らしいんで(買ったのは09年の2刷)、買うならそれ以外をお勧め。
スポンサーサイト



テーマ:最近読んだ本 - ジャンル:本・雑誌

  1. 2019/06/09(日) 06:24:33|
  2. 作曲、音楽
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

イントロの法則80's 沢田研二から大滝詠一まで

51hMcbzXeZL__SX369_BO1,204,203,200_アマゾンの関連商品紹介から。
あと、『ザ・カセットテープミュージック』に著者が出てたこともきっかけ。

読んで字のごとく、80年代のイントロについて思い出を語った本ですね。
チョイスは、アイドルからバンドまで硬軟取り合わせた40曲で、
好きだから選んで、褒めるために書いてるから、読んで悪い気はしない。
けど、ほとんど内容に触れてなくて浪人時代の恨みつらみの思い出に終始することも多々。
評論というなら、もうちょい理論的に深くてもいいと思うがどうなのか。
(もちろん、そういうアプローチもちゃんとありますが、余談は多い)

それと、基本的に、洋楽からのパクリは容認の著者だけど、
後の方に言い訳的に、これらの曲はパクリにあたらん、見当違いだ、と上げている曲から『浪漫飛行』が洩れている。
メロは違うがイントロを含むアレンジがモロで有名なんだが、独創的なベースラインって・・・・・・。

で、大仰な言い切りで、80年代屈指だの、代表するだの、だんだん納得しかねる感じにもなってきて、
まあ、結局、好きなの勝手に褒めてるだけだからな、と思ってたら、最後の方の総括部分でね・・・・・・。

なんかね、自己矛盾しまくりな文章なんですよね。いろいろと。
可愛さを追求することとYMOの出現で、邦楽が洋楽の新譜を追い掛けなくなるのが80年代で、
サンプリングという名の引用で洋楽からのパクリが容認されるのが80年代って、それ、追い掛けてるんじゃ。

それと、こういっちゃなんだが、地方出身者独特の猛烈な東京コンプレックスも感じて、
なぜか、フジテレビと秋元康と石橋貴明を盛大にディスってる。(まあ、秋元康は仕方ない気はするが)
ニューウェーブが嫌いなのか、それを“半笑い感覚”と称して、それが真正面からの論評をしづらくしていると。
で、その“半笑い感覚”の権化が上の3人(一つ会社だが)で、特に石橋が主犯ということらしく、
80年代の音楽を真面目に語ると、さも、石橋に「そんなことダセーよ!」と言われているよう感じるのだとか。
なんか、昨今の異常なフジテレビ叩きと同じメンタリティーを感じるのだが。

たしかに、80年代は努力や汗を否定して、カッコいいこと楽しいことのみを追求したし、
真面目さをあざ笑うようなところもあった。
ただし、それを中心的に啓蒙してたのは、局ではフジテレビなのは当たっているけど、
タレント的にはタモリであってとんねるずが代表というのはシックリこない気がする。(イジメコントのことなのか?)
特に石橋は貧乏の出でそれゆえイジメっ子ではあるけど、70年代的なスポコンとか大好きで、
シニカルさはむしろ感じないんだがどうなのか。(ラジオとか聞いてると相当熱い人なんだけどね)

あとね、なんか、遅咲きでいろいろ拗らせた人独特のヤバさというか、
コレクター気質の人に多い、いつもは普通だけど、好きなこと(か嫌いなこと)になると突如人格が破綻する感じ?
のようなものを感じる。(この手の人たちは自己矛盾があっても平気)
思えば、テレビで見たときからそれらの片鱗を感じてたし、それゆえ本も買うの躊躇してたんだっけ。
なんで、手ぇ出したんだろな。

テーマ:最近読んだ本 - ジャンル:本・雑誌

  1. 2019/04/21(日) 06:22:30|
  2. 作曲、音楽
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

ニッポンの編曲家 歌謡曲/ニューミュージック時代を支えたアレンジャーたち

513VmH2cylL__SX350_BO1,204,203,200_アマゾンの関連書籍の紹介か何かで偶然知った本です。
はじめ、ちょっと自分にはマニアックかなとスルーしようと思ったんですが、何となく気になって購入。
いや、買ってよかったです。
これ、大変素晴らしい本ですよ。
いろんな面で、音楽の見方が変わりました。

本の内容としては、タイトル通り、アレンジャーの功績紹介(主にインタビュー)がメインですが、
そのほか、スタジオミュージシャンの代表どころの紹介やインタビュー、
そのミュージシャンも、4リズム以外に、弦、ブラス、コーラスと細かく、
さらに、エンジニアやインペグ(演奏家のコーディネーター)、スタジオの風景、ポプコンについてまでモーラされ、
7、80年代の音楽制作風景を余すことなく知ることが出来るようになってます。

アレンジャーについては、知ってるつもりになってましたが、改めて、その重要性が如実に判り、
楽曲を真の意味で司っているのは、やはりアレンジャーなんだなと実感。
しかも、司りたくなくても、任されたら最後、責任を負わされちゃうのだなと。(笑)

さらに、一口に音楽といっても、かなりレベルの違うヒエラルキーが存在していて、
作曲家を含めて、スタジオミュージシャン(ギター、ベース、ドラム、キーボード)とアレンジャーとでは、
音楽の理解度が違っているし、(編曲家の方がもちろん上で、譜面が読めて書けることが必須だった)
その、アレンジャーよりもブラスの方が上だし、さらにいちばん上に君臨するのが弦(ストリングス)。
そうかなとは思ってましたが、さすが、音大出のクラシック畑の人たちは雲上人で怖いんだとか。
読むと、ほとんどのアレンジャーの人が初めは譜面が書けなくて、徐々に覚えていっているので、
失敗のエピソードには事欠きません。(トリビア的な面白さも満載で、驚く事実も多々あり)

そんな中、インタビューした人全員が凄いと絶賛していたのが、萩田光雄氏。
ほとんどのフレーズが、ドラムのフィルまで書き譜でつねに完璧なんだとか。
発想もセンスも抜群で、筒美京平がアレンジを人に任すようになった以降、
萩田氏の登場で邦楽の発展が著しく促されたといっても過言じゃないらしい。
その後、船山基紀、大村雅朗らの登場でさらに発展していくんだとか。
とにかく、この時代にはセンスと技量のある実力者がわんさと居て熱かった。

それら、黄金期といっていい音楽界が今は廃れてしまったわけで、
本も終盤は、生楽器によるセッションが失われた制作現場を嘆いていて、
そういう意味でも、アレンジャーをはじめ、レコーディング関係者を記録しておくことは重要なのだなと。

とにかく、作曲家以外の製作者側から楽曲がひも解かれているんで、
単純に歌謡曲ファンが読んでも新鮮で面白いものになってます。
非常にお勧めですよ。

テーマ:最近読んだ本 - ジャンル:本・雑誌

  1. 2019/01/01(火) 15:34:44|
  2. 作曲、音楽
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

日本懐かしアニソン大全 (タツミムック)

51Q_qzAFguL__SX353_BO1,204,203,200_昔のアニソンの本を読んでみました。

これは、行くと買い過ぎちゃうんで行かなくなった本屋の代わりに、
本当に重要な本を買い逃さないためチェックしてる、マニア、コレクター関係のブログ主が紹介していたもの。
見て、ピンと来て、即注文。

いやぁ~、面白かったですね。
著者の腹巻猫氏のHPは昔チョコチョコ見てたりはしたんですが、やっぱり面白いです。
『アトム』らの黎明期から、昭和の終わり辺りまで、テレビと、一部映画も載ってます。
こういう、古いアニソンに関しては、一時期かなりハマって色々聞きながら、ネットで作者調べたりとかしてたんで、
結構それなりに詳しいつもりだったんですけど、ウィキで調べてる程度じゃ知れないこともあるんですよね。
例えば、諸般の事情で名前を隠した覆面歌手の正体とか。
水木一郎や、子門真人なんかは有名なんで、変名も詳しく出てたりしますが、1曲だけの謎の人物とかだと判らなかったり。
もちろん、調べてないから知らない、調べた当時は載ってなかったというのも多々ありますが。

そんな中で、『ボトムズ』の織田哲郎並みにビックリしたのが、『サスライガー』のアイ高野と、『ゴーグ』の銀蝿のTAKU。
『サスライガー』って、アイ高野だったの!? カーナビーツの!? もう、ビックリですよ。
そしたら、アイ高野って、GS以降いろんなグループに在籍してて、カップスとかクリエイションにも居たのね。
おかげで、クリエイションの母体が、あのナイアガラ音頭で有名な、
布谷文夫の居たブルース・クリエイションだったつー、よけいなことまで知っちゃったよ。
それと、『ゴーグ』のTAKU氏は、何故にベースだったのに抜擢されたのか、不思議。

あとは、やっぱり、自分がグッとくるのが、渡辺岳夫氏(『キャンディキャンディ』、『ガンダム』)と、
古田喜昭氏(『ときめきトゥナイト』、『クリーミーマミ』)の仕事。
ナベタケ先生の楽曲は言わずもがななんですが、それほど知られてないという意味では古田氏ですね。
作詞も担当というところが畏るべしで、しかも音楽は趣味。(本業はデザイナー)
気になった方は調べてみてください。たぶんビックリしますよ。

そのほか、曲聴くだけでだけで自然と涙が出る『赤毛のアン』OP、EDとか、
『うる星』ほかの小林泉美の仕事とか、語りたいことだらけですがとりあえず。

ああ、小田裕一郎氏に関しては、亡くなったときに書こうかと思ってたんですが、
追悼の記事でディスってると思われるのもどうかと思って止めてたんですよねぇ。
小田氏は、青い珊瑚礁で有名ですが、アニソンも『ゴッドマーズ』、とか『キャッツアイ』とかやっていて、
みんな好きですが、なかでも『地球へ』が随一で好きでして。

で、ここからちょっと関係ないんですが、
自分が敬愛するファンカラティーナのバンド、キッドクレオールを筒美京平氏が元ネタにしてる曲があるのを知って、
一度、へぇーと感心したんですが、曲をチェックし忘れて、かなり経ってからもう一度探したら見つからない。
代わりに、キッドクレオールの前身であるサバンナバンドを元ネタにしてる曲が見つかったんですが、
これが、筒美氏とは関係なく、元ネタにしてたのがジョルジオ・モロダー時代のドナ・サマー。
曲は、『アイ・リメンバー・イエスタディ』。聞いたら確かにイントロがサバンナバンド。(笑)
で歌が始まったらズコーン!! なんと、まんま『地球へ』じゃないですか!!
うわぁぁぁぁぃぃいいいい!!!!
お、おお、小田氏!! お出汁!!
昨今、元ネタ発見の中でいちばんショッキングでした。
元ネタもまたパクっといってるっていうのがね。
ジョルジオ・モロダーのせいで小田氏もノーカンです。

テーマ:最近読んだ本 - ジャンル:本・雑誌

  1. 2018/11/04(日) 06:51:35|
  2. 作曲、音楽
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

コード&メロディで理解する 実践!やさしく学べるポピュラー対位法

A1i1YRIHUmL.jpgとうとう素人にも判る対位法の本が出た、ということで読んでみました。
(気が付いて買ったのが17年の3月で、この本の発売は13年頃?)

以前からそれとなく気になっていて、いつかは理解出来そうな本を読んでみたい、
出来れば作曲の手順の一端を覗きたいと思ってました。
でも、なかなかなかったんですよね、適当な本が。
(この本にもその辺のことが書かれてて、実は意外と出てるんだそうですが、
あっという間に絶版になって一般の人の目に触れないんだそう)

で、この本ですが、素晴らしいです。
最初から最後まで使えそうなネタの宝庫。
対位法については、ひとまず置いておくとしても、対旋律を使う(ストリングス)アレンジなんかは、
この本だけで、基礎から応用まで、かなりまかなえちゃう。
感覚だけでやってたものも、なるほど、どうりでそうなっちゃうわけだ、と納得。
コードからのアレンジの場合、5度の音って使い勝手薄いと思ってたら、
基本、コードの構成音が4つ以上の場合は、省くべきだったんですね。

対旋律を作るにしても、様々な作り方があって、起点となるルールがあるし、
まったく浮かばなかったとしても、ルールだけで作ってしまうことも可能。
やり方判らないと、浮かばない時点で手詰まりになるだけだし、
これは、知っていて絶対損なしだと思いますね。
いやいや、俺は自分から出てきたものだけを信じる、降ってくるまで待つぜ、
って人ほど読んでみてもらいたい。

で、肝心の対位法についてですが、やはり、タイトルにポピュラーとあるように、
完全な理解をするには相当高度な理論を学ばないといけないようで、真髄とまではいきません。
ですが、ほかの理論と違ってなかなか数値化が難しいだけに対位法的とみなす範囲も広く、
サワリとしては、かなり突っ込んだ理解も可能かと。
(まあ、音大受験するような人が読むにはサワリすぎますが)
でも、さっきも言ったように、ポピュラーのアレンジにはかなり有用な1冊です。
ただ、作曲の本ではないんでカノンやフーガの作り方が書いてあるわけじゃないのが
残念といえば残念。(主メロを模倣する対旋律アレンジとして輪唱の説明はあり)

ちなみに、私は、そもそも対位法に興味があったんでこの本に喰い付きましたが、
音楽のアレンジのためという目線からすると、この本もすこぶる実用的ですが、
順番的には、その前に和声学を学ぶ方が一般的なんでは? と、改めて気付いた次第。
なんで、いろいろ読んだのに和声学読んでなかったかな。(コード理論と同じなら読んでるけど)
で、この著者の人の教え方がすごく自分にマッチしたんで、
同じ著者の和声の本があったら読んでみようかしらと思ったら、ありました。(買おうかな)
たぶん、前に読んだコード理論より理解深まりそう。

というわけで、非常にお薦めなんですが・・・・・・、
基本的に、楽譜の読み、コードの知識、ディグリー等、
基礎が判っている体で進む本なんで、まったく知識のない人が初めて読む本では決してないです。
一応、参考までに。(後半の方は少しクラシック用語調べましたよ)

テーマ:最近読んだ本 - ジャンル:本・雑誌

  1. 2018/04/28(土) 07:16:48|
  2. 作曲、音楽
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
次のページ

カウンター

プロフィール

GEN(ゲン)

最近の記事

最近のコメント

カテゴリ

近況報告 (179)
買い物 (28)
ダビング (16)
イラスト&コミック (452)
ガンダム&イデオン (73)
サイボーグ009 リデザイン (12)
ベガ(幻魔) リデザイン  (57)
ダイアポロンリデザイン (6)
ゴーディアン リデザイン (46)
アンパンマン考察 (9)
キカイダー リデザイン (11)
作曲、音楽 (30)
ニュース (62)
TV、映画、DVD、CD感想 (2031)
仮面ライダー (679)
MX円谷劇場 (576)
本、コミック感想 (139)
アイドル、タレント (57)
どうでもいい話 (39)
夢、作り話 (6)
未分類 (0)

最近のトラックバック

リンク

このブログをリンクに追加する

カレンダー

08 | 2019/09 | 10
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 - - - - -

月別アーカイブ

ブログ内検索

RSSフィード