FC2ブログ

GEN'sログ(雑記)

イラスト&コミックのサイト「GENユニバース」の管理人GENのブログです。

TOKYO MX 円谷劇場 「ウルトラマンタロウ デジタルリマスター版」 53話

ペギーが誰も助けない話。

<主な登場人物>
■ ZAT極東支部メンバー
東光太郎(篠田三郎):本作主人公。勇気と行動力と子供好きが講じてZATへ横入り後、死に損なって日本名の宇宙人と合体。とにかく好青年の22歳。女性にはイタリア人なみにストレートにアピールする男。
朝日奈勇太郎(名古屋章):ZAT極東支部隊長。光太郎をスカウトした張本人。白鳥船長とは友人。ユーモアと洞察力を兼ね備えてはいるが、重い出社拒否症。内職が忙しい42歳。
荒垣修平(東野孝彦):出て来ない隊長の代わりに指揮をとる実質隊長の副隊長。鷹揚で人望が厚い大食漢の29歳。攻めてるファッションのダンディーじゃがいも。49話にて変声期を迎える。50話で宇宙ステーションに左遷。
二谷一美(三谷昇):新垣の代わりに突如現れた新副隊長。パッと見、採用を疑うレベルの容姿。
北島哲也(津村秀祐):情報分析および兵器開発担当。つりキチ○○の27歳。
南原忠男(木村豊幸):操縦、射撃はお手の物。根っから明るい宮崎出身22歳。口のあたりがアナゴさん。
西田次郎(三ツ木清隆):放電好きの光太郎の弟分。隊では先輩だが、年は光太郎より下の19歳。8話で宇宙ステーションV9に飛ばされる。
上野孝(西島明彦):8話より突然赴任。18歳の最年少。長髪のイケメン。先祖が忍者の可能性あり。35話あたりで突然失踪。
森山いずみ(松谷紀代子):通信担当で戦闘も得意。家事も出来ちゃう気の利く18歳。
■ 白鳥家
白鳥潔(中村竹弥):大型タンカー船長。日本帰国時に光太郎を乗せた縁で下宿させる。妻とは死別。ご先祖が隠密支配だったかは不明。
白鳥さおり(朝加真由美、小野恵子):白鳥家長女。亡き母の代わりに家を切り盛りする。出来のよい18歳。20話より別人のようになる。
白鳥健一(斎藤信也):白鳥家長男。明朗快活で行動派。光太郎とタロウに憧れている小学5年。


 ペギー葉山が、夢枕に立つという形で、東に健一およびその友人の父親(いずれもタンカーの船長)が怪獣に襲われて死ぬのだと予言。 母も助けないし、タロウでも救えないという、キリストの不条理な行動による教えのような、身悶える難問に寝汗びっしょりで起きる東。 かくして予言は現実となり、ZATの具体性のない行動のせいかは知らないが、まず、友人の父の乗るタンカーがヘンなゆるキャラみたいな海洋生物に沈められてしまう。
助けられなかったこと、怪獣はおろかタンカーの欠片すら見つけられなかったこと、次に襲われるのは健一の父の乗るタンカーかもしれないことに恐れおののきながら家に帰ると、健一の友人が来ており、健一に「君のお父さんは、まだ生きてるじゃないか!!」となじり、悲しみをブチまけ飛び出してくる。 ただ健一を慰めるしかない東。 ちなみに、このシーンの東は、白っぽいサーモンピンクのジャンパーに白っぽい赤紫のスラックスで、インナーがえんじ色のハイネック(ニット?)という、メビウスのコミックスの登場人物のような素敵な色のコーディネート。

 その後、とうとう健一の父の乗るタンカーが怪獣に襲われるが、ホエールに同乗する北島のせいで変身出来ず、炎上する船を眺めながらただ硬直。 本部に帰り、健一くんのお父さんを見殺しにしてしまった罪を一身に背負い、鬼のような表情で腕を組む東。 隊長は「健一くんを頼む」と、あえて辛い役目を命ずるが、これは東にしか出来ない役目でもあり、しっかり受け止め白鳥家へ向かう。 が、秘密にしようとした父の死が、船会社からの連絡という当たり前の手続きでもろくも崩れ、健一迫真の演技へと繋がってしまう。 自分が何にも出来なかったことは事実なのに、なお健一を諭さねばならない東は、ちょっと誰の口が言うんだ状態だが、程なく、青い足付きノコギリエイが都内に出没し、「あいつが君のお父さんを殺ったんだ」 と、上手く憎しみをZATおよびタロウから怪獣に転嫁することに成功する。 中国共産党なみの手腕を発揮する東。 睨む顔付きが心なしか狡猾そうに見える。(ちなみに、健一はコロッケの岩崎宏美)

 速攻でタロウになると暴れまくる東。 青いのをいたぶっていると、唐突に黒金のカッコいいウルトラマンが法具的なものを持って登場。 ホントになんの前触れも脈絡もなく現れタロウも引くほどビックリ。 その後、ストリウム光線で青いのをやっつけると黒金ウルトラマンは消える。

 何故か波止場でタロウのソフビに怒りをぶつけている健一。 そこへ駆けつけた東は、タロウが居なかったらどうやって生きていくつもりだったんだ、と、やや揚げ足を取り、タロウだって大変だったんだという言い訳を正当化するため、あっさりバッジの秘密をリーク。 驚くが、即刻事態を理解する健一。 最終的に東は、父を失った健一に、ひとりで生きていく大変さを自分も一緒に味わうためとバッジを捨て、いち人間として怪獣に立ち向かうと無茶を言い出す。
東が投げたバッジは光の矢となり天空のペギーの胸へと帰ってゆく。 日輪をバックに中空に現れたペギー(なんでペギーのままだったかね)は、「とうとうあなたも見つけましたね」「バッジの変わりに、あなたは生きる喜びを知ったのよ」と、まるで今までの東が無気力な若者だったかのような回答を言うと別れを告げる。
 直後、黒金ウルトラマンが等身大で東の前に登場。 真っ向挑戦状を叩きつける。 よく見ると、バルキー星人歯剥き出し。
『タモリ倶楽部』の楽の字みたいな法具しかもっていない黒金に、いきなりZATガンをお見舞いする東。 初っぱなで頭が焦げる黒金。 黒金が巨大化すると、東はコンビナートに誘い込み、知恵と勇気で油まみれになった黒金を丸焼きにして殺してしまう。 生きながら炭化していく黒金の姿に恐怖を感じる。 すると、やはり天が見逃さなかったか、東も火達磨になって大炎上。 転がりまくりで消火するとズタボロの姿で人間の力の勝利を高らかに謳い上げる。 ペギーではなく藤田淑子のバラードが鳴り響くなか、友情が復活する東と健一。
 
 その後、ZATを辞め旅に出る東。 脚の骨折った英心にも触れつつ別れを告げると、歩行者天国の雑踏にマドラスバッグ(矢吹ジョーが持っていた頭陀袋)を担いで消えて行く。 子供の「タロ~~~~!! ウルトラマンッ、ナンバ~~~、スリッ」がこだましてEND。



ウルトラの命題、星人頼みで人間側が傍観するのみ、という部分に切り込んでいて、最終回のテーマとしてはいいんだけれど、それを表現するのに健一はおろか初出の友人の父親まで殺すのはどうなのか、しかも、いままで何度も命のバーゲンセールしたのに、今回は誰も助けられません、と初めに釘刺す非情さ。 この辺のチグハグさが、結局は『タロウ』の作品の質を問われる原因だったと思う。

また、東の人間の知恵と勇気の作戦はよかったんだけれど、今の大人の目で見ると、コンビナートの保障は誰がすんねんという感じも・・・・・・。 防衛チームの作戦に協力しない会社が出てくる話が『A』だったかにあった気がするが、まぁ、その辺はいいか。

バルキー星人は、レオのNGスーツの改造だと思ったが、これから出てくるヒーローに似た悪役が前の番組に出るのはどうなのかね。 カッコいいからいいか。

全体的に、最終回にしては話が散漫な感じもしたが、ラストの雑踏に去る雰囲気は味わいが残ってなんとなくいい気もした。


で、総評だけど、突出した名作が記憶にない。
あった気もしたけど、怨念めいた話とトンでも話に埋もれて、もはや思い出せない。
序盤の方が総じてマジメに作られていた気がするが。


というわけで、次回から曜日も日曜に戻って『ウルトラQ』と『ネオ・ウルトラQ』の2本立てになるわけですが・・・・・・、
今回の放送を見た限り、その予告がない。

MXには一言いいたい。
予告なく放送日とチャンネル(091と092の2つがある)を変えてると視聴者がドンドン減るぞ。
スポンサーサイト



  1. 2014/12/30(火) 07:08:56|
  2. MX円谷劇場
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2

カウンター

プロフィール

GEN(ゲン)

最近の記事

最近のコメント

カテゴリ

近況報告 (179)
買い物 (28)
ダビング (16)
イラスト&コミック (457)
ガンダム&イデオン (73)
サイボーグ009 リデザイン (12)
ベガ(幻魔) リデザイン  (57)
ダイアポロンリデザイン (6)
ゴーディアン リデザイン (46)
アンパンマン考察 (9)
キカイダー リデザイン (14)
作曲、音楽 (30)
ニュース (62)
TV、映画、DVD、CD感想 (2042)
仮面ライダー (686)
MX円谷劇場 (576)
本、コミック感想 (140)
アイドル、タレント (57)
どうでもいい話 (39)
夢、作り話 (6)
未分類 (0)

最近のトラックバック

リンク

このブログをリンクに追加する

カレンダー

11 | 2014/12 | 01
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31 - - -

月別アーカイブ

ブログ内検索

RSSフィード